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第16章 社員旅行

ホテルはシングルで一人一部屋だから
お風呂に入って今日の写真をベッドで
見返していると正人からLINEが届いた。


【起きてるか？】

【起きてる⁽⁽ ◟(灬 ˊωˋ 灬)◞ ⁾⁾】

【今から行く】

【(｀・ω・)ゞ了解です‼︎】


ニヤニヤしながらまた写真を見ていると
数分後に正人がやってきた。

一応確認して正人だから鍵を開けると
入るなり壁に押さえつけられて鍵をかけ
唇を奪われてしまった。

「ぁっ．．．ん…」

「確認もせずにあけて俺じゃなかったら？」

「したよ？ちゃんと穴から見て
正人だから鍵開けたんじゃん。」

「お？偉いな。
人妻って自覚が出てきたか？？」

「うん。この指輪みると
夫婦なんだなって実感する。」


そう言って薬指にある婚約指輪を見ると
正人は嬉しそうに笑ってくれる。

「今日この部屋に泊まろうかな。」

「ベッド小さいよ？」

「だって明日は部署で男と女分けられた部屋だから
一緒に寝れねぇんだ。

だからここで寝る。」

「ふふ。じゃぁくっついて寝ようね！」


すると正人は私を抱き抱えてベッドに下ろすと
また唇を重ねてくる。
そしてキスに夢中になっている私の服を脱がした。