この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛してるからこそ...
第17章 エロトリオの集結
社員旅行から帰ってきて
また二日仕事に行けば休日だ。
土曜日は朱里と衣装の打ち合わせに行く。
日曜日は久しぶりに打ちっぱなしでも行くか。
隣を見ればベッドから抜けた形跡だけが
残っていて少し寂しく感じた。
時計をみるとまだ6時前だ。
でも二度寝するような気分でもない。
スーツのパンツとワイシャツに着替えて
階段を降りていくとキッチンから
規則正しい包丁とまな板がぶつかる音がする。
「おはよう」
「わっ!!びっくり…
正人おはよ。早いね。」
本当にびっくりしたんだろう。
切っていたさつまいもが転がってきた。
「腹減った。
何作ってんの?」
キッチンを見渡すと
大きい弁当箱が三つと小さな弁当箱が
並んでいて中にはもうおにぎりと
唐揚げ、卵焼き、ブロッコリーとエビのマヨあえ
たこさんウィンナー、春巻き、彩でトマトが
バランスよく並んでいる。
「今はお弁当作り終えて朝ごはんの準備。
今日は鮭の塩焼き、だし巻き玉子と
旬のさつまいものお味噌汁とお漬物だよ!」
さつまいもの味噌汁か。
俺の好きなものであるから朱里は
好きでしょ~と言う顔で見てくる。