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愛してるからこそ...
第20章 最高の誕生日



「正人、今日の誕生日どうだった?」


終わったあとの二人でイチャイチャする時間。
朱里が俺の胸のあたりに頭を置いて
俺を見上げて聞いてきた。


「今までも嬉しかったけど
今年はさらに嬉しかった。

お父さんや浩輔さん、おばあちゃんからまで
お祝いしてらえて…

朱里にはプレゼントももらって飯を食って
本当に嬉しかった。

ありがとな。」


ふふふ。来年はもう一人増えてるといいね!
と子供がいることを想像させる朱里。

確かに可愛い子供がいて祝ってもらうことを
想像すると楽しみになってきた。


迎えた31歳の誕生日は本当に嬉しかった。
ゴルフグッズをくれたお父さんと浩輔さん。

家族になってもらえたのも嬉しかったのに
家族として認められて祝ってもらえて幸せだ。
おばあちゃんもありがとうございます。


朱里は毎年美味しい誕生日パーティーの
料理を作ってくれている。
誕生日プレゼントも用意してくれて
毎日の感謝と共にこの事にも感謝だ。



これでこれからまた1年頑張ることが出来る。
守るものがあるからやるしかない。

時には愚痴ったり不機嫌になったりするかも
しれないけれどそれについて来てくれる朱里に感謝。



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