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愛してるからこそ...
第21章 結婚式&新婚旅行
そうだ。少し気分がいいからお風呂に...
と立ち上がったところで大きな壁が出現…
「どこ行く気だ?」
「気分いいからお風呂に…」
「奇遇だな。俺もそれ思った。」
何か嫌な予感がする。
お風呂くらいはゆっくり入りたい。
「風呂ためてくるから入るぞ」
「お先にどうぞ…」
小さな声で言ったのに聞こえていたのか
ギロッと睨まれた...。
私がいけないの?
正人は風呂風呂ーと言いながらバスルームへ。
はぁ…また熱が上がるかも。と思いながらも
ベッドのところに置いてあるスマホを見た。
するとお父さんからだった。
渡したいものがあるから暇な時に部屋に行くから
連絡がほしいと。
そっか…
お父さんは今日の夜には発つから
早くしないと…
【今部屋にいるよ(*^ω^*)】
【なら今から行く。】
そ送信すると直ぐに返信があり
5分くらいすると部屋のチャイムが鳴る。
「お父さん。何時に発つの?」
『もうそろそろ浩輔と空港へ向かうよ。
昨日は素晴らしい式だった。
まりあも一緒に帰るらしいから。』
そっか。まりあも忙しいもんね。
お父さんもお兄ちゃんも…
『朱里、これ渡したかったもの。』