この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛してるからこそ...
第4章 あとを継ぐ男




「林、須藤から何か連絡があったら連絡する。
お前渡辺医院の近くに居てやってくれないか?」

『渡辺医院ってあのおじいちゃん先生のですか?』

「あぁ。あの医院は孫が継ぐらしい。
多分呼び出されたのはその孫だ。」

『へー、継いでくれる方が居たんですね。
分かりました。俺今日約束ないので大丈夫ですよ。
行ってきます!』


慌てて出ていこうとする林を呼び止める。
こいつもバカなのか...


「おい。何かあったらお前からも連絡しないと
いけないだろ?なのにそのままいくのか?
俺の携帯知らなくていいのか?」


すると意味を履き違えた林が目をキラキラさせ
『結城課長のプライベート番号っすか?
教えてください!!!』

げっ...こいつ俺に憧れているとか何とかで
朱里にベッタリだったんだっけ?
それより早くに行かせたかったから
名刺の裏に自分の携帯番号を書いて林に渡して
俺はこの書類を片付けることにした。





朱里から泣きながら電話があるまでの1時間が
すごく平和に過ぎたように思えた。


そしてその電話を聞いてから頭に血が上って
あまりよく覚えていない。


とりあえずあの男は許さない。



/527ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ