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Restraint
第6章 11
「珍しいな
お前がタバコを吸うのは」
鹿野もタバコを加えてライターで火をつけて
ふーっと息を吐き出す
クールスモーキング
鹿野から教わったタバコの吸い方
18の時
そう、既に俺らは20歳になる前にタバコを吸って
酒をのんで、それは生徒会長と副会長とは思えない堕落っぷりを送っていた。
「マルボロがいい」
「病人が吸うんじゃねーよ」
ガミガミ怒りながら
煙を吸い込む鹿野、意外と様になってるのが腹が立つ
「ッ、」
「ほら、言わんこっちゃない
バカめ」
悪態を付きながら1度灰皿の上にタバコを置いて
寝室を出ていく