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とある癌の監察日記
第1章 2018.8月~9月
9月30日

夜中ずっと苛々続き、3時・4時半・6時半とオキノームを使用するが、痛みより衰弱の方が激しく体調も不調。

朝、食欲無し。
そして錯乱と意識が低いを繰り返す、流石にと思い9時過ぎに救急通報して病院へ。

運良く主治医が勤務で救急まで来てくれた。
そこで此のまま入院、そして明日からタグリッソを使用すると、それと共に途中で心筋梗塞や肺炎を引き起こせば助からないと最後通告。
更にタグリッソの効果が出なければ保って3ヶ月と余命宣告。

この3日で分かったが、今のままでは在宅は無理。
残る選択は終末期収容のホスピスに転院と説明を受けた。
ただしタグリッソの効果が出れば、衰弱の方の治療は今の病院でやる、此だけはハッキリ言っていた。

衰弱‥‥いわば極度の食事障害、此を普通ラインまで持っていくには相当の根気が必要、患者家族共に。


今見る感じでは10日の投薬治療すら保たないのでは?
そんな不安が大きい。
一番は本人の生きる気力が低い点、主治医も旦那にハッキリ言ったし、精神的ショックは相当来ているものとは思う、同じく私もだが。

飾る言葉が無くストレートに話す主治医、これもまた珍しいタイプだとは思う。
それが良いのか悪いのかは人の取り方なんでしょう。
私的にはハッキリの方がまだ‥‥とも思うが、やはり精神的負担は大きいのも確か。

兎に角父の時と同じように、延命治療はしないで同意。
主治医から延命治療をしてもと言われたのは初、本当に飾らない主治医だ。←多分20代後半から30代前半の見た目の人。

病棟移動後、衰弱著しいので点滴に尿官使用。
もう1人でトイレに行く元気も無く、好きなテレビも拒否、相当落ち込んでいる。

救急搬送だったので荷物は明日、それでも父の方に最低限置いて行ったので、父の病室から回収。
と思ったら、父の方はもう元気に車椅子で滑走していた、元気な80才‥‥少しその元気を旦那に分けて欲しいと染々思った出来事。

長々居ても日曜なので何も治療すら無いから、荷物整理の為に早々に退散。
いや、居ると甘えるから退散と言った方が正解か?

こんな理由で予定より早い入院&お見舞い生活再びです。
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