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妊活は先生と
第3章 妊活N回目
その後、バイトの拘束時間が来たので着替えを終え、S子さんと一緒にTさんの元へ行きました。
マユさんはそのまま二人と別れて一人で帰る積もりでしたが、S子さんがどうしてもと言うので、駅までの道を三人で歩きました。
S子さんが嬉しそうにTさんの腕に纏わりついていて、マユさんにとっては辛い時間でした。
国道沿いの道を約五分。
いつもならS子さんとおしゃべりしなが歩いていて、あっという間に着いてしまう距離ですが、その日はとても長く感じられました。
やっとのことで駅に着き、改札で二人と別れようとすると、
「あっ。。。ロッカーに定期忘れて来ちゃった!!」
とS子さんが唐突に声を上げました。
「一緒に取りに行こうか?」
と言うTさんに、
「ううん。一人で大丈夫」
と言った後、
「マユちゃんもTくんと一緒に待っててね」
と言い捨て、走って行ってしまいました。
マユさんはそのまま二人と別れて一人で帰る積もりでしたが、S子さんがどうしてもと言うので、駅までの道を三人で歩きました。
S子さんが嬉しそうにTさんの腕に纏わりついていて、マユさんにとっては辛い時間でした。
国道沿いの道を約五分。
いつもならS子さんとおしゃべりしなが歩いていて、あっという間に着いてしまう距離ですが、その日はとても長く感じられました。
やっとのことで駅に着き、改札で二人と別れようとすると、
「あっ。。。ロッカーに定期忘れて来ちゃった!!」
とS子さんが唐突に声を上げました。
「一緒に取りに行こうか?」
と言うTさんに、
「ううん。一人で大丈夫」
と言った後、
「マユちゃんもTくんと一緒に待っててね」
と言い捨て、走って行ってしまいました。