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○○さんは今日も絶倫シリーズ
第5章 敵国の王子さんは今日も絶倫
「いや……」
その瞬間、ディアナは頭を左右に振った。
両脚がぶるぶると震えている。
「欲しいと……言うのだ」
両手を顔に押し当て、首を振る。
マランの腰がまた退かれる。
「ほ、欲しいです……」
「何がだ?」
マランは冷酷にも先を言わせようとする。
「そなたの……男の……ものが……」
「どこにだ!」
沈黙する。
「言うのだ!」
「わ、わたくしの女の……中に……」
ディアナは、弱々しく泣きながら答えた。
「うわははっ!」
マランの高笑いが牢に響いた。
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