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○○さんは今日も絶倫シリーズ
第2章 下宿大学生さんは今日も絶倫
それから数日して、彼は全快したが、今度は私がインフルエンザに罹った。
ヒロミチ君以外の学生には数日間、友だちのところに泊まってもらうことにした。
二日ほど高熱でうなされたが、彼は私を献身的に看病した。
私が彼にしたように。
額のタオルを交換し、おかゆを作り、私の身体を拭いてくれた。
三日目、少し熱が引き、私たちはセックスをした。
やさしいセックス。
お互い負担のかからない、口での愛撫を重点にして、お互いのいいところを教え合ったりもした。
そのあとの挿入。
彼の初めての時のような、乱暴なやり方ではなく、彼に最後までゆっくり動いてもらって、その動きの中で我慢に我慢を重ねてイってもらった。
それは予想以上に彼に快感を与えたようだった。
そのやり方は、私の体調が戻ってからも、たまにすることがある。
そして、彼も歳をとった今は、逆にそれしかできなくなってしまった……。
彼は大学を卒業して、弁護士事務所でバイトし、一度目の司法試験で合格し、そして、今、私と暮らして十年目の春を迎えている。


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