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Dangerous Man
第9章 怒

彼女は合流すると俺に腕を絡ませ
『アツシと外デート初めて♪』
そう言って喜んだ。
頭を撫でてやり
ちゅっと短いキスを落とす。
完全に俺しか映ってない瞳に
承認欲求が満たされていく。
『なにしたい?』
誘っておいてプランなど無い。
『ゲーセン行こ?』
『ゲーセン?』
『うん。
最近ビリヤード覚えたから一緒にしよ♪』
『ビリヤードか…久しぶりやな。』
そう言って彼女の提案を呑む。
ビリヤード、ダーツ、ボウリング
スポーツは大体出来る。
女の子にモテたいから。
そんな浅はかな考えをもってしても
女達は少しの汗と笑顔を見せれば落ちる。
簡単だ。

