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隣の安らぎ
第2章 癒しの時
お互いの部屋に着き、ふと彼女を見ると入るのを戸惑っているのがわかった。
「あの、大丈夫ですか。」
「…ごめんなさいね、入るのが少し怖くて。」
「もしよかったら、俺の部屋に来ませんか。」

自然と出たその言葉は自分自身でも驚いた。
失礼なことを言ってしまった、と慌てて言葉を繕う。
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