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もっと夢を見ていたい
第9章 20 ( 3


私を降ろすと彼はそのまま上着も脱いだ。
頭が回らない私はただぼんやりと見る。
靴下も脱ぎ捨て、そのままトイレに行く。

……?

すると

『オエーっ!』

凄いえづきが聞こえた。

一瞬で目が覚める私。

服をソファにかけ
下着と靴下を洗濯機に放り込むと
フェイスタオルを持って
トイレに行った。

コンコンっ

『レン…大丈夫…?』

するとドアがゆっくり開き
ふらふらと出てくる彼。

フェイスタオルを渡すが

『…拭いて』

そう言われてしまう。

そっと顔を拭うと
そのまま寝室に行き突っ伏してしまった。

えぇえ?!

『ゆ〜い〜』

慌てて行く。

『なに?水飲む?』

『パンツ履かせて』

あぁそうですよね。

新しい下着を履かせると
がっちりホールドされてしまって
諦めて寝た。
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