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第11章 Pick on

『今のでいいの？』

『刺さらんことは
女の子ならよくあるからな』

『女の子とよく来るの？』

『……風船のゲームやろや！
運ゲーやから初心者でもおもろいで！』

俺は彼女の質問には答えず
マスターの所へいき罰ゲーム用の
ドリンクを頼んだ。

『ルールは簡単！3回投げて
風船膨らませる割れたら負け』

『うんわかった！』

『負けたらこれ一気な？』

マスターから受け取った
テキーラショットを見せる

『リナそんなにお酒強くないよ？』

『ええやん俺がいてんねんから』

そう言ってゲームを開始した。

どんどん膨らむ画面の風船
リナはキャーキャー言いながら遊んでいる。