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第4章 イケメン高校生

「工藤もなんで…?」


名原は、自分の好きな女性と高校生の彼女が一緒にいることに理解が追い付かないようすだ。


「部活の人に聞いたのよ。名原がイケメンとこっちに行ったってね。修羅場っぽかったって。」

陽菜の発言でハッとする名原。





「新堂さんっ…!」
そんな2人にお構い無く、ゆりが新堂を抱き締める。


「ゆりっ。」ギュット抱き締めて、お互いの体温や存在を確認する。



目を潤ませて、こちらを見つめてくるから思わずキスをしたくなる気持ちをこらえる。



そして、新堂の少し後ろに隠れながら名原をみた。



そりゃそうだ、怖いに決まっている。