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第11章 さよなら…

ガタンガタンッ…ガタンガタンッ…


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電車のドアにもたれてボーッとする私…

窓から見える景色は…色がない…

目の前にあるもの…

今の私には、何もない…



終わったんだ…

イヤッ…終わったんじゃない

だって始まってなかったから…



神様お願いです

どうかこの願いだけは…

どうか叶えてください…


お腹をさすりながら、心でずっとずっと呟いていた…