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ありがとうを君に…
第12章 あれから…
朝食が済むと食器を洗い、洗濯物を干し、掃除機を
かけ、軽く片付けをしたら母の着替えの準備…
全て終わったら、出発だ!
「倖ちゃーん ヘルメットするよーっ」
「はーい!」
忘れ物ないよね…
着替えと倖太の水筒と、帽子におにぎり…
「よしっ、じゃ、しゅっぱーつ!!」
「ママ―ッ、レッツゴー!」
自転車の後ろに倖太を乗せ病院へ…
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病院に着くと私は汗だく…フーッ
倖太は急いで母の病室へ
「おばあちゃーん、来たよー!あっ、先生だ…
こんにちは」
「おっ、今日も元気だな…コウタ 」
「倖ちゃん来てくれたの…ありがとうね ママは?」
「ママもう来るよ! あっ、来た! ママ―ッ」
「倖ちゃん早い…ママ追いつかないよー
あっ、花田先生…母がいつもお世話になって…
有難うございます ペコッ」
「イヤイヤ仕事ですからね、それよりも外…
暑かったでしょう」
「暑いってもんじゃ…もう汗だくです、あっ今、私
汗臭いので近付かない方が…」
「そんな事ないですよ…イツモキレイデス」
「えっ?」何て言った?最後の方聞こえなかった
けど…まっいっか