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第1章 友泉（ゆうみ）とたっくん

あれはいつだったのかよくおぼえていませんが、たしか３年前のことだったと思います。

ぼくは、恋人を作って結婚がしたいと思っていたのでコンカツを始めることにしました。

ぼくが結婚したいと思ったきっかけは、となりの町に住んでいるいとこが職場で出会った女性にプロポーズをしまして、入籍をしたと言う話を聞いたことでありました。

しかし、両親や親族は、自分たちのおい(ぼくのいとこの男性)の結婚のことばかりに集中していたので、ぼくの結婚のことについては取り合ってもらえませんでした。

両親や親族はいとこの結婚ばかりをエコヒイキしていたので、そうなれば自分の力だけで結婚相手を探すしかないと思っていました。

結局ぼくは、自分の力でお嫁さん探しをすることにしましたが、思うようにことが進まなかったので苦しんでばかりいました。