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会えたから
第22章 運命の夏
リキは4歳年上の社会人
それだけで大人の男の魅力を感じてしまう
長年付き合ってる彼女がいるが、彼女は夜出歩いたりしないので、夜は仲間と遊ぶ。
スポーツ万能で、アウトドア好き
いつもイケメングループの中心にいた。

ある日、クラブイベントがあった。
チーちゃんと行くはずだったのだが、急遽行けなくなり、
よく行くクラブだしー↑↑と、ごくごく軽い気持ちで一人で行った

すると、そこにはイケメングループが。

(リキ君も来てるんだー)と思いながら馴染みのバーテンさんにお酒を作ってもらい
壁にもたれて飲んでいたら

「ミオちゃん??」と声がしたので振り返ると


リキだった。


「リキ君?」
「ミオちゃん一人?」

「うん。先輩と来るつもりが、来れなくなって」

「じゃおいでよ。一人は危ないし」そう言って手を引いてイケメングループの中に座らせた

「この子、ミオちゃん。あっくんの彼女」

「こんにちは」

「「「こんにちはー」」」

「この子見たことあるー。いつも二人組じゃない?」

「あっくんてこんな可愛い彼女いるの?以外!」

「あっくんやめて僕と付き合わない?」

口々に喋るイケメン達。。

もう私は恥ずかしくて下を向いていると「オマエら、黙れ。ミオちゃんがびっくりしてる」リキは皆んなを黙らせて「ミオちゃん、ごめんな。」と言った

私はモテモテのリキ軍団を狙う他の女の子の視線は痛いし、皆んなの話には入れないし、透明人間のように座っていた。そんな私に気づいたリキ。

「あっちで二人で喋ろ」と連れていった少し静かな場所。

色々話している内、二人の間になかなか他人には理解されない共通の趣味があることがわかった

それは、何というか。。歴女とも違うし。うーーん。。「呪術マニア」?
霊感とか陰陽師とかそんな感じ?(わかんないよね?もう、そこはスルーでお願いします)

亡くなった恩師以外にこの話題で盛り上がれる人に出会うとも思ってなかった。しかも、こんな若くてイケメンで、どこから仕入れたのか知識も豊富。

お互いに時を忘れて話込んだ。
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