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会えたから
第1章 入学
「ミナミ先輩、マネージャーしてもらう松田連れてきましたよ」

部室に着くとヤスが中にいる先輩に声をかけた。

「おーーっ!ホントに来てくれたんだー」

笑顔でミナミ先輩が出てくる
先輩、爽やかスマイルが眩しすぎますよ。。
しかも、他の女子の視線が怖すぎます

「松田です」人見知りが出てしまいうまく話せない

「すみません先輩。コイツ人見知りで。」ヤスのフォロー
「コイツ、マネージャー出来るか心配してて」更に私の言葉を代弁してくれる

「大丈夫大丈夫!スコアは覚えてもらわなきゃいけないけど、あとは簡単な事ばっかりだし、部員も先輩も来てくれたら喜ぶっ!」

あーミナミセンパイ、スマイルがはじけ過ぎて鼻血が出そうです。。。

「あの、美人でないんですが」ヤスのおかげで少し気持ちがほぐれ、一番の心配事を聞いた

笑笑「松田さん。松田さんのファンいっぱいいるよ?」

???はっ???

「イヤイヤイヤイヤ!私なんてゴマで!!」思わず言ってしまった

「ゴマ」笑笑「ヤス、松田さんオモシロいな!」
「ね、絶対ウチ来て!」

例え部活だろうとも笑顔で「ウチ来て」ってミナミ先輩に言われて断れる女子がいるだろうか?

もう、ここは居ないと言い切ろう

「よろしくお願いします」

頭を下げるとミナミ先輩は「ヨッシャー」と叫び
後ろの部室へ向かって
「松田さん、来てくれることになったぞ!」と言った


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