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会えたから
第11章 春はめぐり
放課後のシーガル
「おまたせ」
リョウがやってきた。ヤスの陰に隠れるようにしてリョウを見る。変わらない穏やかな笑顔
「こんばんは」とりあえず挨拶した
「二人の方が話しやすいでしょ?オレ帰るわ」とヤス
「ここにいて」私
「ゴメン!そうして」リョウが同時に言った
笑「じゃ、俺帰るわ。リョウ頑張れよ」笑いながらヤスは帰ってしまった
「今更ですが。。。お話しするほどの事はないんですが」
「ミオは今更なんて言うんだ。俺はずっと好きだったんだけどな」
「。。。。ごめん」
「謝って欲しいんじゃなくてさ」
「でももう今更付き合えない」
「分かってるよ。付き合って欲しいとは言わない。受験だし。俺、地方国立受けるから」
「うん??それで?」
「卒業してちゃんと合格したら迎えに行っていい?」
「。。。。分かんない。。。。」
沈黙の二人
「もう俺に気持ちはない?」
「。。。。。。」
嫌いで別れたわけじゃないけど、向き合えなかった相手。カイ君の事も気になるがそこまで好きかと言われれば分からない。それに、自分も受験がある。。。。
色々な思いが混ざり合って上手く伝えられない。自分でもどうしたいのかもわからない
「・・・ごめん・・・・」そういうとリョウの言葉も聞かずに帰ってしまった
「おまたせ」
リョウがやってきた。ヤスの陰に隠れるようにしてリョウを見る。変わらない穏やかな笑顔
「こんばんは」とりあえず挨拶した
「二人の方が話しやすいでしょ?オレ帰るわ」とヤス
「ここにいて」私
「ゴメン!そうして」リョウが同時に言った
笑「じゃ、俺帰るわ。リョウ頑張れよ」笑いながらヤスは帰ってしまった
「今更ですが。。。お話しするほどの事はないんですが」
「ミオは今更なんて言うんだ。俺はずっと好きだったんだけどな」
「。。。。ごめん」
「謝って欲しいんじゃなくてさ」
「でももう今更付き合えない」
「分かってるよ。付き合って欲しいとは言わない。受験だし。俺、地方国立受けるから」
「うん??それで?」
「卒業してちゃんと合格したら迎えに行っていい?」
「。。。。分かんない。。。。」
沈黙の二人
「もう俺に気持ちはない?」
「。。。。。。」
嫌いで別れたわけじゃないけど、向き合えなかった相手。カイ君の事も気になるがそこまで好きかと言われれば分からない。それに、自分も受験がある。。。。
色々な思いが混ざり合って上手く伝えられない。自分でもどうしたいのかもわからない
「・・・ごめん・・・・」そういうとリョウの言葉も聞かずに帰ってしまった