この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
会えたから
第11章 春はめぐり
放課後のシーガル


「おまたせ」
リョウがやってきた。ヤスの陰に隠れるようにしてリョウを見る。変わらない穏やかな笑顔

「こんばんは」とりあえず挨拶した

「二人の方が話しやすいでしょ?オレ帰るわ」とヤス

「ここにいて」私
「ゴメン!そうして」リョウが同時に言った

笑「じゃ、俺帰るわ。リョウ頑張れよ」笑いながらヤスは帰ってしまった

「今更ですが。。。お話しするほどの事はないんですが」

「ミオは今更なんて言うんだ。俺はずっと好きだったんだけどな」

「。。。。ごめん」

「謝って欲しいんじゃなくてさ」

「でももう今更付き合えない」

「分かってるよ。付き合って欲しいとは言わない。受験だし。俺、地方国立受けるから」

「うん??それで?」

「卒業してちゃんと合格したら迎えに行っていい?」

「。。。。分かんない。。。。」


沈黙の二人


「もう俺に気持ちはない?」

「。。。。。。」

嫌いで別れたわけじゃないけど、向き合えなかった相手。カイ君の事も気になるがそこまで好きかと言われれば分からない。それに、自分も受験がある。。。。
色々な思いが混ざり合って上手く伝えられない。自分でもどうしたいのかもわからない



「・・・ごめん・・・・」そういうとリョウの言葉も聞かずに帰ってしまった
/425ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ