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会えたから
第2章 リョウとヤス
「おつかれ」

下を向いたまま、通り過ぎようとしたら

「ミオ、これリョウ。丸山リョウ」ヤスに呼び止められた

(知ってまーーす。女子が毎日騒いでるよ)

「ども」人見知りで言葉が出てこない

「ミオ、人見知りでてる」ヤスがすかさずフォローしてくれた(ヤス、いつもすまない)

「こんにちは」リョウの笑顔が眩しいよ

あまりに恥ずかしくてすぐにバレー部の部室へ入ってしまった
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