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セックスと愛とフレグランス
第6章 ハイスクール

両手を佐目の肩に当てた彼女は親指で佐目の肩甲骨を押さえると、ぐっと力を込めた。
次の瞬間、落ち込んでいた佐目の胸が前方へ押し出される。
「シャークちゃんはちょっと猫背だね。意識して背筋を伸ばすこと。そうすれば疲れにくくなると思うよ」
佐目の両肩をぽんっと叩いた愛先輩は颯爽と三年生の輪の中へ駆けていった。
すると、春の風とともにシャンプーの香りが智広の鼻腔を刺激する。
思わず目を閉じ愛先輩の香りを思い切り吸い込んだ。
天にも昇るような気持ちとはまさにこのことだろう。
次の瞬間、落ち込んでいた佐目の胸が前方へ押し出される。
「シャークちゃんはちょっと猫背だね。意識して背筋を伸ばすこと。そうすれば疲れにくくなると思うよ」
佐目の両肩をぽんっと叩いた愛先輩は颯爽と三年生の輪の中へ駆けていった。
すると、春の風とともにシャンプーの香りが智広の鼻腔を刺激する。
思わず目を閉じ愛先輩の香りを思い切り吸い込んだ。
天にも昇るような気持ちとはまさにこのことだろう。

