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セックスと愛とフレグランス
第8章 とまどい
ごくりと生唾を飲み込む。

心臓が激しく高鳴っていた。

盗み聞きなんていう人道的に反することをしていいのだろうか、と壁を見つめながら考える。

しかも相手は実兄だ。

気づかれたらタダでは済まされない。

やっぱりやめようか、と頭の中で葛藤するが身体が勝手に動いていた。

智広は両手を壁につけ耳をそっと当てた。

数秒待ってみる。

すると、微かにごそごそと何かが動いている音が聞こえてきた。

次に、「ああ」とか「これ」という愛先輩の声が耳に届いた。

だが兄の声はくぐもっていて、はっきりとは聞きとれない。
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