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セックスと愛とフレグランス
第3章 シャーク

当時の智広は、とんでもないスケベ野郎が入部したな、と考え、入部当初は佐目を警戒していた。
なぜなら、智広も高校のマドンナである「桐原愛」先輩に思いを寄せていたからだ。
だが、智広の警戒心を余所に、佐目本人は智広の懐にぐいぐいと踏み込んできた。
そして数週間後には、共通の憧れの先輩持つ同期、ということと、彼の根っからの人懐っこさから佐目とは無二の親友となった。
※
「この店、いい雰囲気だろう」
アラビアンナイトを彷彿とさせる店内を佐目がぐるりと仰ぎ見た。
なぜなら、智広も高校のマドンナである「桐原愛」先輩に思いを寄せていたからだ。
だが、智広の警戒心を余所に、佐目本人は智広の懐にぐいぐいと踏み込んできた。
そして数週間後には、共通の憧れの先輩持つ同期、ということと、彼の根っからの人懐っこさから佐目とは無二の親友となった。
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「この店、いい雰囲気だろう」
アラビアンナイトを彷彿とさせる店内を佐目がぐるりと仰ぎ見た。

