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郁美の真実 〜妻を閉じ込めた魂の檻〜
第12章 〜郁美の彷徨〜
郁美は、痴漢の被害に遭いながらも、自分の身体が本来あってはいけない反応をしたことについて、自分の中で封印することにした。
本来、痴漢をする者が悪なのだが、郁美は自分を責めた。
「痴漢に遭った自分に隙があったんだ。」
「痴漢に遭うのは悪いこと。」
「痴漢に遭うのは恥ずかしいこと。」
と思った。
それ以後、郁美は予備校の授業が終わった後も、1時間ほど自習室で勉強して時間を調整し、帰宅ラッシュの電車をやり過ごした。
すると、やはり同様の被害に遭うことはなくなった。
ただ、郁美は、ボーっとしているとき、痴漢に遭ったときのことを思い出すことが多くなっていた。
それを自分で自覚したとき、自分の中では性犯罪の被害に遭ったことによるトラウマだと思うことにした。
だが、自分が痴漢被害に遭ったときのことを思い出すと、自分の股間が愛液を分泌するという矛盾には、上手な言い訳が思いつかなかった。
あるとき、郁美はいつもの予備校帰り、ふらふらと、以前、痴漢被害に遭ったのと同じ、帰宅ラッシュの満員電車に乗ってしまった。
久しぶりに満員電車にギュウギュウに押し込められた郁美だったが、痴漢には遭わなかった。
だが、電車内で身動きができなくなった郁美はなぜかドキドキしていた。
帰宅すると、やはり郁美のワレメには愛液が滲んでいた。
自分で自分のことがわからなくなった郁美は、またふらふらと帰宅ラッシュの満員電車に乗り続けた。
郁美が再び満員電車に押し込められるようになって2週間が過ぎたある日、満員電車に押し込められた郁美の尻に触れるものがあった。
郁美が無抵抗でいると、たちまちその接触は痴漢行為に変わり、さらにエスカレートした。
郁美は「身動きが取れないし、怖いから」と自分に言い訳を思い浮かべながら、痴漢にされるがまま、無抵抗だった。
郁美が再び満員電車に乗るようになり、週に一、二度のペースで痴漢行為を受けるようになっていた。
毎回パンティーの中に手を入れられ、膣に指を出し入れされる時点で、すでに痴漢の域は超えていた。
痴漢の郁美に対する行為はさらにエスカレートした。
痴漢の手は郁美の下半身のみではなく、ブラウスのボタンを外し、乳房にまで伸びた。
本来、痴漢をする者が悪なのだが、郁美は自分を責めた。
「痴漢に遭った自分に隙があったんだ。」
「痴漢に遭うのは悪いこと。」
「痴漢に遭うのは恥ずかしいこと。」
と思った。
それ以後、郁美は予備校の授業が終わった後も、1時間ほど自習室で勉強して時間を調整し、帰宅ラッシュの電車をやり過ごした。
すると、やはり同様の被害に遭うことはなくなった。
ただ、郁美は、ボーっとしているとき、痴漢に遭ったときのことを思い出すことが多くなっていた。
それを自分で自覚したとき、自分の中では性犯罪の被害に遭ったことによるトラウマだと思うことにした。
だが、自分が痴漢被害に遭ったときのことを思い出すと、自分の股間が愛液を分泌するという矛盾には、上手な言い訳が思いつかなかった。
あるとき、郁美はいつもの予備校帰り、ふらふらと、以前、痴漢被害に遭ったのと同じ、帰宅ラッシュの満員電車に乗ってしまった。
久しぶりに満員電車にギュウギュウに押し込められた郁美だったが、痴漢には遭わなかった。
だが、電車内で身動きができなくなった郁美はなぜかドキドキしていた。
帰宅すると、やはり郁美のワレメには愛液が滲んでいた。
自分で自分のことがわからなくなった郁美は、またふらふらと帰宅ラッシュの満員電車に乗り続けた。
郁美が再び満員電車に押し込められるようになって2週間が過ぎたある日、満員電車に押し込められた郁美の尻に触れるものがあった。
郁美が無抵抗でいると、たちまちその接触は痴漢行為に変わり、さらにエスカレートした。
郁美は「身動きが取れないし、怖いから」と自分に言い訳を思い浮かべながら、痴漢にされるがまま、無抵抗だった。
郁美が再び満員電車に乗るようになり、週に一、二度のペースで痴漢行為を受けるようになっていた。
毎回パンティーの中に手を入れられ、膣に指を出し入れされる時点で、すでに痴漢の域は超えていた。
痴漢の郁美に対する行為はさらにエスカレートした。
痴漢の手は郁美の下半身のみではなく、ブラウスのボタンを外し、乳房にまで伸びた。