この作品は18歳未満閲覧禁止です
![](/image/skin/separater52.gif)
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
悦楽にて成仏して頂きます
第6章 新生活
![](/image/mobi/1px_nocolor.gif)
「あっ、はぁっ」
彼なりに舌を使われ、乳首をしゃぶられた。たまに口から出てしまい、チュパという音が聞える。
「あんっ、んんっ」
戸惑いながらの舌の動きも、焦らされているようで気持ち悦い。
彼の髪を撫でてから、私の方から体をズラした。続けて欲しいが、今は彼の方が先。
「壁に背中を着いて、座って……」
「はい……」
私は彼の脚を開かせ、その間に座る。
「乳首、触ってて?」
彼の性器をやんわりと掴んだ。今回はそれだけではイかないが、彼は我慢しているようだった。
「好きな時に、出していいよ」
そう言って、性器を咥える。
「うっ……。楓っ、さんっ」
彼の体は震えていた。余程我慢しているのだろう。
「大丈夫だよ? 1度出しても。その後も、ちゃんとあるから」
そう言ってから咥え直すと、ほどなくして口内に精液が迸る。
「はあっ……」
口の中で精液が消えたのを確認してから、私は彼から離れた。
また、ベッドへ横になる。
「ねぇ。来て……」
焦っていたのか、すぐに挿入してきた彼の顔が歪む。
「くっ、はあっ……」
彼なりに頑張って、我慢しているようだ。
抜き挿しされる度に、クリトリスも擦れて気持ち悦い。中は勿論、体も段々と熱くなってくる。
「あっ、あぁっ、イイっ」
私は自分で乳首を弄った。彼に余裕が無い分と思ったが、そんな様子も彼を刺激してしまったらしい。
「楓さんっ、うぅっ……」
彼が私の上に倒れたが、重さは無かった。それは、彼が私を通り抜けて、ベッドに横たわっているせい。
もう成仏の時が来て、彼の体は透けていた。
ベッドを降りた彼が、自ら白装束を着る。
「楓さん。ありがとう、ございます……」
彼は、白い光に包まれていた。
私は全裸のまま、ベッドに正座して手を合わせる。
白い光は眩さを増し、彼は消えていった。
![](/image/skin/separater52.gif)
![](/image/skin/separater52.gif)