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甘い瞬間まで待っていて
第4章 大雪の影響
街はクリスマスモード1色。
イルミネーションもちらちら光って
オフィスの窓越しに眺める悠妃。
「本当に大丈夫だから。」
「駄目です。
根を詰め過ぎたらまた風邪ぶり返しますよ。」
「ぅぅ…」
風邪で熱が中々下がらず
響也に仕事を任せていたのだった。
響也は悠妃の為に
クライアントへスケジュール調整の
電話をかけていた。
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