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第16章 月あかり…。

『よーし。これでオッケーかな。　おい肉便器。お前、今から露天風呂に連れてってやるぜ。　もちろんこの宿じゃなくて、ここの温泉街の歓楽街にある露天の混浴風呂だ…。』
とニヤニヤしながら
美緒に語りかけた

美緒は
『はい。また知らない男性に私は又貸しされてご奉仕させていただくのですね』と
媚びるように
クロガネにもたれかかり呟いた

『なかなか飲み込みが早くなったなあ肉便器。　ここの温泉は【子作りの湯】で有名でなぁ…　…安全日でも身籠った女がたくさんいるそうだぜ』と
ニヤニヤ微笑んだクロガネは
美緒にそっと
荒縄でできた首輪をはめた。

美緒は首輪をはめられたままの姿で
全裸の上に浴衣だけを羽織り
そっとクロガネに連れられて
旅館をあとにした。