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第39章 敗北感に溺れる…。

孝は
グリーンマートの事務所から
スマホを片手に
職員駐車場の自分のクルマに向かった。


クルマの車内に入ると
ムロマチからのメールを開く。


『タカさん。今日も美緒さんを貸し出して頂いて感謝しています。今日は、美緒さんにこんなことをさせていただきました。タカさんが嫉妬で狂ってくださると、僕としては幸せです。』
というメッセージが
添付された動画ファイルとともに
記されていた。


ドキドキ…
孝は排卵期ゆえに
ナマ中だし性交NGの約束のなかで
どのように美緒が…はずかしめられていくのか…
それを想像して
すでに股間が
下着のなかで
ムクムクとしてくるのを感じていた。


動画を開く…。



ん？んん？
孝は美緒の口のなかに
すでにムロマチが射精した
白濁欲望汁をためて
それをムロマチの構えているカメラに向かい
ｸﾁｭｸﾁｭ…ｸﾁｭｸﾁｭ…と
口のなかで泡立てている姿が
撮影されていた。


ん？
せっかくなら射精の瞬間が見たかったなぁ…

孝はそう思いながら
動画を眺めていたが…


えっ？ええっ？なんだ？なんだーぁ？！


次の瞬間！
美緒が歯ブラシをおもむろに
ムロマチの泡立った
白濁欲望汁を歯磨き粉がわりにして
歯磨きを始める光景を目にした！


ああぁぁぁぁ！
美緒が…
美緒ぉ………！
ああぁぁぁぁああぁぁぁぁ！
俺がお気に入りの
可愛い美緒の八重歯に
ムロマチの白濁泡立ち汁が
まとわりついている…！

ああぁぁぁぁ！
美緒の健康的な白く輝く前歯にも…
ムロマチの白濁泡立ち汁が
まとわりついている…

う、嘘だろっ？！
これからもずっと
俺が美緒が…微笑むたびに…
美緒と会話するたびに…
俺が目にする美緒の唇から覗く
キラキラした歯には
ムロマチの白濁欲望汁が
付着しているって…
きっと俺は
ずっと思い出すことになるのかぁ…？！