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第51章 数えきれないほどの季節が流れ…。

ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ…！

お、俺は
ダメダメなネトラレ男だぁ…！！


ｼｺｼｺｼｺｼｺｼｺｼｺｼｺｼｺｼｺｼｺｼｺｼｺｼｺｼｺｼｺｼｺｼｺ…！
うっ…！ぐふっ！！


あれから20年もの時間が流れても…
53歳になった孝の
ネトラレ性癖は健在だった。


孝は今でも
昔の美緒を貸し出した
画像や動画を眺めては
自慰行為を繰り返している…。


あの
美緒とユタカの危険日のプレイを
ブログ【嫁の貸し出した始めました】に
アップして
孝はブログの更新をやめた。
もう
究極の貸し出しをやり遂げたからだ。


美緒は孝のネトラレ願望を完遂して
みごとにあの日の貸し出しで
生命を体内に宿した
そう…
紛れもなくユタカの子供である…。


しかし
生まれてきたその赤ちゃんを
孝は自分の本当の子どもとして受け入れ
美緒とともに
愛情一杯に育てた…。

夫の性癖と向き合った
夫婦の絆のなかでは授かった
親子関係は
医学上の親子関係を
孝と美緒の夫婦とその子どもの場合
はるかに上回っていた。

その子供は
男の子だった
孝はその子に
愛作【アイサク】と名付けた

愛を作り出す人になれ！
という望みを託した名前だ。