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♡秘密のサタデーナイト♡
第4章 ♡FinalLesson♡
高校受験がないので、そのままエスカレーター進学。
外部受験で入った生徒がいるから中学より生徒数が増えてる高等部。

そこでも話題になるのが私の胸。
“すっげーな、あの胸”
“グラビア目指してるんじゃね?”
さすがに高等部にもなればうわさのレベルも上がる。

この頃はたぶんDくらいあったと思う。
だけど私は、あんた達みたいな、お子様はお断り。
だって私にはパパがいるんだもん。

「もぅ、あゆちゃん、高校でもモテモテ!」
中学からの友達が言う。
モテモテ?
私は別にパパ以外の人からモテたいなんて思ったことないんだけど。
女子とは少しずつ話はしてるけど、こっちも胸が羨ましいみたい。

“羨ましい”
その言葉聞くと、私ってやっぱり周りより大人なんだって思う。
パパのレッスンのおかげだね。
顔の筋肉が緩んじゃう。
 
そして、明日は16歳の誕生日。
ちょうど土曜日。
そう、待ちに待った「その時」がやってくる!
パパ、約束覚えてる?

くぅちゃんと一緒に選んだ下着見てどう思うだろう?
似合ってるって言ってくれるかな?
可愛いって言ってくれるかな?
私の気持ちはもう明日に向かってる。
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