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置き薬屋と人妻。
第4章 初めての……
 午前四時過ぎに望結は目を覚ました。昨夜はローターで気をやったあと、そのまま眠ったらしい。
 寝室には男性特有の青臭い匂いが充満していた。
 望結は自分の下腹を指先で確かめる。ネットリとした粘りが指先に絡む。
 ――昨夜、あの後、あの人……。
 ベッドに目をやる。俊二の姿はなかった。
 望結はバスルームに入る。熱い湯でシャワーを浴びた。
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