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舞い降りた天使
第9章 告白

その告白が終わった瞬間

俺と真穂は
どちらともなく身体を寄せ合い
何度も唇を重ねていた


「もう、どうなってもいい…」


頑張って張り詰めていたものが
切れてしまったんだろう

真穂は
キスの合間に
そんな言葉を漏らした


『じゃあ
俺のものになって』

俺はそう言いたくて
たまらなかった


でもその言葉に
真穂はきっと
首を横に振るだろう

ちゃんとした人を見つけてと
言うに決まってる

だから
言わないよ、真穂

言わないまま
真穂を俺のものにする

さっちゃんも一緒に…。


そう心で誓いながら
強く真穂を抱きしめると
真穂は
俺の腕の中で

「ごめんね…」

と、呟いた


何がごめんなのかは
分からない

それに
謝られる理由もない

だから俺は
その言葉をスルーして
ずっと気になってたことを
真穂に質問した


「今日
何時までいられる?」


「…夕方まで大丈夫なの

それまで居てもいい?」


夕方まで…

昼には
帰ってしまうと思っていた俺の胸が
一瞬で熱くなった


「当たり前だろ」


「…よかった」


「好きだよ、真穂」


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