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舞い降りた天使
第10章 犯行
こんな感じだったかな…
こんなにいとも簡単に
服を脱がされたり
体勢を変えられたり
されていたんだっけ
桜を妊娠した時から
セックスをしていない私は
いつの間にか
自分がショーツ一枚の姿になってることや
巧くんが
もう私の足の間にいることに
少し驚いていた
そう
恥ずかしさからくる軽い抵抗は
難なく巧くんにかわされ
今まさに
巧くんはショーツの脇から指を入れて
私の濡れているところを
愛撫しようとしている
「あぁっ…」
優しく指でなぞられただけ
それなのに
腰がうごめき
なんとも言えない快感が
私の身体を駆け巡った
そこに触れたのは
いつのことだったろう
忙し過ぎて
自慰をほとんどしない私は
それすら覚えていない
そんな部分を
巧くん触れられ
私は
それだけで
いってしまいそうになっていた
濡れていて
恥ずかしい
見られたくない
でも
感じたい
私は
腕で顔を覆い
目を閉じて視界を暗闇にすると
巧くんの刺激に
集中した