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舞い降りた天使
第20章 返信
side 真穂
「わぁ!!さっちゃーーん!!」
「あかりちゃーーーん!」
引っ越す前によく遊んでいた公園で
桜が名前を呼んだのは
以前通っていた学校で
一番の仲良しだったあかりちゃんだ
2人は顔が見えると駆け寄り
そして
手を握り合うと
ぴょんぴょんと飛び跳ね始めた
桜の
あんなに嬉しそうな顔
私、久しぶりに見たかも…
「徳永さん、久しぶり!
元気だった?
また会えるなんて嬉しいわー」
私にそう声をかけたのは
あかりちゃんのお母さん
また以前の学校に通うことになったことを
あかりちゃんのお母さんに連絡をしたら
すぐに会いたいと
この公園まで来てくれたのだ
「私も嬉しい。
ありがとね、わざわざ…
さっちゃん
ほんと嬉しそうで…
あかりちゃんも
楽しそう」
そう言いながら
私の目が潤んでいるのを見たのか
みるみるうちに
あかりちゃんのお母さんの目にも
涙が浮かんだ
元気だった?
あかりちゃんは習字つづけてる?
学校はどう?
変わりはない?
さっちゃんとまた
学校に行ってくれるかな…
聞きたいことは山ほどある
でも
言葉にすると
泣いてしまいそうで
私はとあかりちゃんのお母さんは
言葉を喉に詰まらせたまま
しばらく
目だけで語り合っていた
「わぁ!!さっちゃーーん!!」
「あかりちゃーーーん!」
引っ越す前によく遊んでいた公園で
桜が名前を呼んだのは
以前通っていた学校で
一番の仲良しだったあかりちゃんだ
2人は顔が見えると駆け寄り
そして
手を握り合うと
ぴょんぴょんと飛び跳ね始めた
桜の
あんなに嬉しそうな顔
私、久しぶりに見たかも…
「徳永さん、久しぶり!
元気だった?
また会えるなんて嬉しいわー」
私にそう声をかけたのは
あかりちゃんのお母さん
また以前の学校に通うことになったことを
あかりちゃんのお母さんに連絡をしたら
すぐに会いたいと
この公園まで来てくれたのだ
「私も嬉しい。
ありがとね、わざわざ…
さっちゃん
ほんと嬉しそうで…
あかりちゃんも
楽しそう」
そう言いながら
私の目が潤んでいるのを見たのか
みるみるうちに
あかりちゃんのお母さんの目にも
涙が浮かんだ
元気だった?
あかりちゃんは習字つづけてる?
学校はどう?
変わりはない?
さっちゃんとまた
学校に行ってくれるかな…
聞きたいことは山ほどある
でも
言葉にすると
泣いてしまいそうで
私はとあかりちゃんのお母さんは
言葉を喉に詰まらせたまま
しばらく
目だけで語り合っていた