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第8章 セフレで良いから

10月


大分涼しくなってきた・・・・。


もう10月か・・・。


健二先輩と逢わなくなってもう2カ月ちょい。


・・・・・・。


最初は嫌われたのかな？？とか気になっていた私・・・でも・・・。


「つーーむぎ(笑)今日も家行ってもいい？？？」


・・・・・・。


私は健二先輩と逢わなくなってから寂しくて・・・。


告ってきた同じクラスの和樹と付き合うようになった。


「またぁ？？？たまにはそっちの家行っちゃダメ～？？？」


和樹は私の机に両手を付きしゃがみ込んで私の顔を覗き込んできた。


「俺の親父～・・・酒飲みで家で昼間っから飲んでるからさ～・・・。」


・・・・・・。


和樹の家はちょっと複雑。


お母さんが働きに出ていてお父さんは働かないで家でゴロゴロ・・・・。


でもなぁ・・・。


あんま私の家ばっかりで過ごしてると・・・・。


そろそろママに怒られそう・・・。