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第12章 ハメられた

井ノ川は5日くらい前に初めてあの場所に行き・・・。


豊かに言われて藤森に抱かれたと・・・。


断ると・・・前にとられた裸の写真をばらまくと言って脅されていた。


そして今日・・・。


もう一人友達が来るから相手にするよう言われて行くと・・・。


最初に豊に抱かれ、豊は行為が終わるとここに居る様にと言って井ノ川を置いて出て行き・・・・。


そして俺が来た。






井ノ川を豊洲まで送って豊洲の海が見える公園でそんな話を聞かされた。



井ノ川は俺の腕にしがみ付いたまままだ震えていた・・・・。


・・・・・・。


なんか俺・・・。


もう無理かもな・・・・。



井ノ川がしがみ付く腕を抜き・・・井ノ川の肩をギュッと抱き自分の胸に収めると・・・。



「ごめん、・・・俺もその誘いに乗った一人・・・。本当にごめんな・・・。」


俺はやっぱり最低なんだ。


なのに、・・・・。


井ノ川は俺の顔を見ながら、また涙を溢して・・・・。



「・・・岸本君で・・・良かった・・・・。」


・・・・・・・/////////


「貴方が・・・一番優しかった・・・・。」