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Love to regain~心から笑う日
第14章 友達




健二side



兄貴と一緒にマンションに帰って俺は着替えをして直ぐに家を出る準備をした。


兄貴はキッチンで夕飯の支度をすると言って米を洗っている。


直ぐに兄貴の所に行き・・・。


「ちょっと出かけてくる・・・1時間くらいで戻る・・・。」


そう言うと・・・。


兄貴は笑って・・・。


「遅くなるようならラインして(笑)」


そう言って・・・笑った。


「直ぐ帰るよ・・・・。」



別に・・・。


長くはならない。


ただ、・・・・アイツが心配だった。



マンションを出てアイツを預けた病院は直ぐそこ。


駅の直ぐ近くの綺麗な産婦人科。


駅前の花屋に並ぶ花を眺め・・・。


ゆっくり近づいて行くと・・・。


綺麗な花がいっぱい・・・・。



「何かお探しですか???(笑)」


・・・・・・。


店員さんがニコニコして聞いてきた。


「あ・・・・。あ~・・・・お見舞いの・・・花買おうかなって・・・。」


俺が言うと、


「綺麗なポンセチアのバスケットありますよ??(笑)これなら鉢じゃないし花瓶に移す手間もないから如何ですか???」


・・・・・・。


そっか・・・。


もうクリスマス・・・だもんな~・・・。


俺はそれを手に取って・・・。


「じゃぁ~・・・これ・・・・。」


そう言うと店員さんは笑って・・・。


「彼女にかしら??(笑)優しいのね・・・」


・・・・・・。


優しく・・・ない。


別に俺は優しくない。







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