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第15章 少し大人に

約束の時間の少し前になり私はポシェットを下げて・・・。


「行ってきまー―す！！！！」


そう言って家を出た・・・。


携帯を見ながらエレベーターに乗り込む・・・。



携帯を見ると・・・・。



『今着いた』



(笑)



エレベーターを降りてマンションの出口を出ると・・・・。


・・・・・・//////////


可愛いキャップを被った・・・お洒落な・・・。


岸本君が立って手を振ってきたの。


私が走っていくと・・・・。


「何お前～(笑)(笑)・・・可愛いじゃん？？？」


(笑)(笑)


「本当？？・・・・(笑)良かった・・・・。」


岸本君は笑って・・・・。


「俺の気持ちを弄ぼうって魂胆だな～？？？？(笑)ったく～・・・・」


・・・・・・(笑)


そんなことを言いながら・・・。


私の方に腕を差し出してくれるの・・・・。



最近・・・。



私は岸本君の腕に掴まるの・・・・。



岸本君の腕に自分の手を掛けると・・・。



「(笑)(笑)・・・もう俺の右腕はお前のだな～・・・・」


って・・・。


「左は？？？？」


って聞くと・・・・。


「左もだよ(笑)」



って・・・・。



じゃぁ・・・。



「手は？？？」


・・・・・・・。


私がそう聞くと・・・。


岸本君は私の顔を見て・・・・。



手を出してくれて・・・・。



「手の方が良い？？？」


・・・・・・・/////////


良いの？？？？