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第16章 修学旅行でのハグと・・・・

「アイツが、・・・健二とは止めろって・・・・健二は軽くて最低な奴だからやられて終わるからって！！！健二だけは止めてくれって！！てかなんなのっ？？何アイツ！！！」


・・・・・・・。


俺が直ぐに振り返って部屋を離れようとすると・・・・。


宇田川は俺の腕を掴んで・・・・。


「杏の所に居て、・・・・あんなバカ・・・もう相手にしなくていいから！！！・・・」


・・・・・・・。


井ノ川は近くの病院の先生に診てもらった結果打ち身だけの様で明日改めてレントゲンを取りに病院に行くらしい・・・・。


「岸本が傍に居れば・・・(笑)・・・あの子・・・安心するから・・・(笑)」


・・・・・・。


自分が守るから・・・とか言って・・・・。


結局俺・・・。


なーにも・・・。


してやってないな。



宇田川が部屋の扉を開けると、先生がどんどん出て来て・・・・。


俺の担任と井ノ川の担任は俺の顔を見て・・・・。


「変な事するなよ～・・・消灯時間には戻りなさい(笑)」




そう言って・・・・。


病院の先生と一緒に出て行った・・・・・。