パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第21章 再会を果たした俺

数日後～渋谷某所




「えっ？？？・・・・あーーーー・・もう一回お願いします、メモしますんで～・・・」


携帯を耳に挟みカフェの紙ナプキンをテーブルに引き目の前に居た相方の久志にボールペンを借りた。


電話の向こうから言われる住所を書き・・・電話番号・・・・。



久志はそのメモを見て・・・・。



「明大前じゃ近いな～・・・・(笑)」


そう言った。



俺は頷きながら、



「で？？金額は？？？」



俺が言うと・・・電話の向こうで・・・。



『1時間1万・・・破格だぞ～？？？でももう引退してるから俺からも連絡入れておく・・・』


1時間1万か～・・・。


電話を切ってメモを手に持ち・・・・。



「大阪で修行した奴で柳田さんの弟子だったらしい～・・・腕が良いのにもう引退～・・・」


そう言うと久志はニヤッと笑って・・・・。


「もうこの世界から足を洗ったって事？？？(笑)」


「(笑)今は普通に働いてるらしいけど～・・こういう奴は金さえ見せりゃやるだろ？？行くぞ・・・・。」




俺は鞄を持って席を立った。



あ、・・・俺？？？(笑)



俺はぁ～・・・・




「豊ッ・・・先に電話した方が良いんじゃん？？居ねぇかもしんないじゃんッ！！」



(笑)



追いかけてきた久志がそう言って俺の横に来た・・・。



そう・・・俺は井ノ川杏の元カレ・・・・。



豊です。