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Love to regain~心から笑う日
第28章 熱い気持ち
涼side
後から来た男は豊から拳銃を奪い、俺等の方を見て・・・・笑った。
・・・・・・・。
そして・・・。
「お前等皆~・・・OHか~????」
そう言って・・・。
カチャッと・・・拳銃を構えた。
俺は健二の頭をギュッと抑え込んだ・・・・。
すると・・・今まで龍と湊に向けてきた拳銃を・・・。
俺に・・・。
そして言った・・・。
「お前は少し年上だな???(笑)こいつ等より金を持ってるんじゃないか???」
・・・・・・・・。
「持ってるけどお前に渡す気はないな~・・・・」
俺がそう言うと・・・。
男は笑って・・・。
顎を上げ・・・笑った。
「ただの金持ちの強がりか???(笑)拳銃向けられてビビってんだろッ????」
確かに俺はビビってる。
昔は・・・。
別にどうでもよかった。
でも今は・・・違うんだ。
俺には・・・。
沖縄に残して来ている・・・大事な・・・・大事な・・・・。
宝物があるんだ。
それを残して死ぬわけにはいかないんだ。