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第30章 すれ違った2人は・・・・。

上原湊の肩を掴み・・・。


「ちょっとアンタ、私の顔を見て逃げ出そうとするなんて根性座ってるわね？」


そう言うと・・・。


上原湊はゆっくり振り返って・・・・。


ニヤッと笑って・・・。


「いやいや(笑)夏希さんお疲れかなぁ～・・・・って！！！！」


(笑)(笑)



私は上原湊に・・・。



ヘッドロック！！！！！



「イテテテテテッ！！！！！！！！！！」


隣に居た龍君はゲタゲタ笑い・・・。


奥から来た・・上原湊のお兄さん・・・淳君はその姿を見て・・・・。


「・・・・夏希さん・・・・やっちゃって(笑)」


あら、お兄様の承諾を得たわ・・・(笑)


グイッと首を絞めると・・・・。


「うぇえええええ～ッ！！！！ちょっと待って待って！！！！」


上原湊がバタバタ(笑)



「アンタ・・・いつまでもダラダラダラダラ・・・・さっさと瑠衣と結婚しやがれ！！！！」



私が言うと・・・龍君はお腹を抱えて爆笑・・・・(笑)



「いいっ？？？？いい加減な事してると～・・・・マジ許さないわよ？？？？」



上原湊は手をバタバタさせ・・・・。



「う～っ・・・・するってばッ！！！！！！！」