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Love to regain~心から笑う日
第30章 すれ違った2人は・・・・。
大荷物を各車に乗せ空港を出発したのは13時過ぎ。
俺は行きと同じ龍と二人で車に乗って・・・・。
兄貴達は兄貴の運転で北谷に向かう・・・。
たった何日間だったのに・・・懐かしく思えるこの景色。
そして・・・。
落ち着く・・・。
俺もう・・立派な島人だな~・・・・。
「健二こっち来たら~・・・蒼太さんとこのマンション入るのかな???」
龍が笑って言った・・・。
・・・・・・・。
「まぁ、アイツも金あるし~・・・他で探してもいいし・・・いいとこなけりゃ蒼太さんに聞いてみても良いんじゃん???」
健二も兄貴達が辞めた後は・・・何気結構稼ぎ頭だった。
あの人懐っこい性格と童顔な顔(笑)
可愛い可愛いと年上お姉さま達からは大人気・・・。
「ふーーん・・・(笑)でも太一や誠も来るから部屋空いてたらいいな・・・・」
龍が笑って言った。
そう・・・。
俺と龍は一緒に小さな会社を立ち上げ・・・一緒に働くことにしたんだ。
まだ会社を作った段階で企画も色々して、お客さんを受け入れるのは2カ月先だけど・・・・。
そのメンバーに・・・。
定職に付かないでいた太一と、人力車が最近辛いと言って腰を痛めた誠(笑)
2人を沖縄に呼び一先ず4人・・・。
兄貴達の店の直ぐ近くの小さなビルを買いそこを会社とすることにした・・・・。