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第7章 貴方を好きじゃない

なんだよ、・・・つっまんねーーな～ッ！！！


どいつもこいつも・・・。


琴美にまた連絡すっか・・・。




俺は夏休み中、都内まで足を延ばして兄貴に紹介してもらったカフェでバイト。


琴美とは毎日のように会って・・・セックス三昧。


やっぱ琴美が一番かな～ッ(笑)(笑)




今日は夕方から台風が近づく為部活がミーティングのみ・・・。


放課後大輝と一緒にプールに向かうと・・・。


今気づいたけど、プールのすぐ手前にあるダンス部の専用体育館・・・・。


珍しくその体育館の扉が開いていて・・・・。


俺と大輝はその中から聞こえてくるキャピキャピした女の声に反応して中を覗き込んだ・・・・。


あっ！！！！


きっと大輝も同じ事を思っただろう。



中には制服姿で皆で集まって話をしてる女が沢山・・・・でもその中に・・・・。



「井ノ川ッて～・・・ダンス部だったんだ・・・。」



大輝がそう言った。



ふーーーん・・・。


あの・・・。


キスをした日から全く接触してなかった井ノ川・・・。


あの感じはぁ～・・・。


「まだ処女だなッ・・・・。」




思わず出た俺の言葉に大輝はスッゴイ勢いで反応して俺の顔を見てきた。


「何お前ッ・・・狙ってんの？？？」


んな訳ねぇだろ？？？


「ばぁか！！！」




そう言って・・・その場を離れた・・・・。