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Love to regain~心から笑う日
第7章 貴方を好きじゃない
その日・・・。
俺は一回マンションに帰って着替えをしてからまた駅前のスーパーへ・・・。
台風が来てるためもう風が強くなってきていた・・・・。
そんな中・・・。
俺って偉くなーーい???
お袋も兄貴もいねーからって・・・。
牛乳や水を買いに来ちゃうエラ――い高校生(笑)
俺の金事情???
・・・・・・。
週1でお袋が2.3万振り込んでくれる。
最近は・・・もう全然帰ってこないお袋。
金を振り込んでくれることで・・・お袋が生きてる事を確認してる俺。
スーパーで買い物をし駅を抜けてマンション街の方に行こうと歩いていると・・・・。
「あ・・・・・」
と・・・。
聞き覚えのある声。
・・・・・・・。
顔を上げると、そこには制服姿の井ノ川・・・・。
・・・・・・・。
あれ以来話をしてなかった・・・井ノ川・・・・。
井ノ川は俺を見ると・・・少し笑って・・・。
「・・・(笑)牛乳???」
・・・・・・・。
俺が持っていたスーパーの袋を指さして言った。
あ・・・・。
「あ~・・・そうそう!!俺朝は牛乳一気するからさ!!!!(笑)」
そう言うと・・・・。
「・・・一人暮らし~・・・じゃないよね???」
・・・・・・。
「まぁそんな感じ!!一応実家だけど家族はあまり帰ってこない!!」
大体・・・。
俺一人だ。