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秘めた花は彼の腕の中で咲く
第3章 君を俺好みの女性にする
「ん…」
何だろうコレ?凄く抱き心地が良くて、あったかい…
柔らかいし…いい匂い…
「ん、んんっ……っ!?」
目を開けると、飛び込んできたのは男性の胸板。
夢じゃなかったんだ!?
二日酔いで痛む頭で、昨夜の事を思い出す。
お店で、店長とお客さんと一緒にお酒凄い飲んで…
気が付いたら、繁正さんに介抱されてて…
…この人に男装してること知られたんだった…
それでこの人に…
「……〜〜っ!」
昨夜の恥ずかしい行為を思い出して、枕に顔を押し付けた。
私、なんて事を…!?
『はぁ…舞花ちゃん…』
繁正さんの色気ダダ漏れの顔とエッチな声が頭から離れない…
「はぁ…んっ?」
アレ、そういえば制服が無い!?
下着も無いし!
「んー、おはよ、舞花ちゃん。昨日は可愛かったよ」
「!!」
ワタワタしていたら、繁正さんが目を覚ました。
うわー、寝起きもカッコいいって何…!?
寝起き+裸の色気ムンムンの姿に頭が沸騰しそう…
顔がニヤけて崩れそうになるのを抑えていると、ジッと見つめられる…
「な、何ですか…?」
「もうちょい寝てて良いよ。今日休みでしょ?」