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第12章 弱い心 溺れていく性

　浴室を出て、素っ裸のまんまでベッドへと向かう。
先程からつけっぱなしのテレビの中のＡＶ女優が大袈裟に喘いでいた。
設定はＯＬのようで、白いブラウスにスカート姿で、上司役の男に会議室らしきところで押さえつけられて、スカートの上から尻を撫で回されていた。

『あっ、部長、ダメ、あっ！そんな事！！』

『静かにしないと、君のエッチなところみんな見られちゃうよ』

　俺達と同い年くらいに見えるＡＶ女優は抵抗しながらも、ブラウスのボタンを外されていく。

『ヤッ、部長！お願い……辞めて下さい！』


ーー

ー

「和香奈、強引に奪われるってあんな感じかな？」

　耳元で囁き、次の瞬間ベッドに和香奈を押し倒し、その上に覆いかぶさる。

「歩！！」

　構うことなくキスで口を塞ぎ、右手は和香奈のオッパイを揉み、直ぐに硬くなってピンと立つ乳首を指先で弄りだす。

「う、う……う………はあ……あ、あ！あ……」

　もう、今は何も考えずに、性を剥き出しのまんまで俺のものになっちゃえよ！