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スパイス
第19章 男と女のデザート
どんなに仄暗い場所であろうとも、小さくても形の良いバスト、それにくつっいているピンと張る乳首に舌先は虜となりむしゃぶりついて離れようとせず、その味を堪能したくなる。
俺にとっては、かなり贅沢な食後のデザートを堪能する。
モンブランよりも好きなのは、和香奈には内緒にしとこう。
好きを100パーセント全快にするよりも、その気持ちを懐きながらも表に出さず、その場その場で仕掛けるやり方を選んでしまうのは、刺激が欲しいから。
親父に付き合って飲んだビールが一杯にとどまらず、やや酒臭い息を和香奈に吹きかけてしまうのは申し訳ないが、酔うと正直で大胆になってしまう性には逆らえない。
「アツ……アァ……」と色っぽい声で喘ぎ出す和香奈はもはや抵抗するのは辞め、同じ楽しみを見出そうとしている。
ならば、次の仕掛けに移る。
強引に和香奈の身体を俺の方に傾かせ、掌は下へ下へと下がりスカートの中を弄り出す。
スベスベした生脚の感触を味わいながら、魅惑の三角地帯を目指して手を伸ばす。
「ハア!!アッ、アッアア……………」
和香奈は俺の手の動きを止めようと手を押さえてやや抵抗を見せるが、それをキスで阻止しながら、和香奈の手を退けてストッキング越しに撫でた。
指先にほんのり湿った感触が残る。